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研究書(語学系) 詳細

kindaigo 20

近代語研究 第二十集

書名かな きんだいごけんきゅうだいにじゅっしゅう
著者(編者)名 近代語学会 編
著者(編者)名かな きんだいごがっかい
ISBNコード 978-4-8386-0708-2
本体価格 18,000円
税込価格 19,800円
判型 A5判上製函入
頁数 712頁
刊行日 2018年3月30日
在庫 有り
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  目  次

坂詰力治
/漢語の品詞としての広がりについての一考察
      ─室町時代の三大口語資料を中心に─
山田 潔/『玉塵抄』の漢語 ─「緩怠」─
田和 真紀子ロドリゲス『日本大文典』の「肯定」の副詞について
      ─〈真偽〉・〈蓋然〉・〈程度〉の関連性─

玉村禎郎/近世における「是非(に/とも/ともに)」
     ─副詞用法を中心に─
矢田 勉/近世のリテラシーと漢字仮名交り文
佐藤貴裕/五井守香と『和漢通用集』
坂梨隆三/「ずくめ」は「尽くめ」にあらず
平井吾門/倭訓栞と百人一首
小松寿雄/明和洒落本の一・二人称代名詞
米田達郎/日本語史資料としての江戸時代中後期狂言詞章
     ─鷺流狂言詞章保教本を起点として─
肥爪周二/音節構造史から見た江戸語の連母音音訛
土屋信一/式亭三馬「風流稽古三弦」翻刻(続)
長崎靖子/式亭三馬の言語描写 ─センボウを資料として─
鈴木 丹士郎/馬琴の用語(二)
      ─久恋・魚米・那時遅し這時速し─
大久保 恵子/路女の日記における敬称の使い方
      ─「殿」を中心に─
内田宗一/八木美穂著述の仮名字体
     ─『約古事記伝』『約古事記伝之序』を対象に─
田島 優/人情本を利用した挨拶表現研究(序説)
浅川哲也/江戸時代末期人情本にみられる可能表現について
     ─後期江戸語における可能動詞の使用実態─
小林千草/成城〈乙〉本「縄ない抜書」の資料的性格と言語
荒尾禎/近代日本語資料としての渋沢・杉浦『航西日記』
     ─左振仮名を中心に─
小島聡子/「ほしいくらゐもたないでも」という表現について
     ─続・宮沢賢治の標準語の語法─
鏡味明克/名古屋市におけるバス停留所名の考察
伊藤博美/近・現代の謙譲語形式の消長とその背景
     ─「お/ご~」の四形式─
橋本行洋/『大漢和辞典』所収現代中国語の依拠資料
    ─石山福治の中日辞典とその典拠となった華英辞典─
新野直哉/大正期『文藝春秋』の記事に見られる言語規範意識
北澤 尚/『浮雲』の助詞「なんぞ」「なぞ」「など」について
真田治子『哲学字彙』付録「清国音符」の編纂目的と用法についての検討
        ─井上哲次郎の日記及び旧東京大学の漢文教育との関わりから─
櫻井豪人/『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる
       『英仏単語篇注解』の訳語について(3)
園田博文/中国語会話書における二重否定形式当為表現
       「ネバナラヌ類」とその周辺
     ─明治以降昭和20年までの資料を中心に─
市村太郎近代初期における「じつに」「まことに」「ほんとうに」の用法
林 禔映/評価副詞の成立と展開に見られる変化の特徴
田中章夫/「辞の複合」の諸相
今野真二/『日葡辞書』の「または」

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